年長児は、自分の思いやアイデアを出し、友達と相談しながら一つのものを作っていく楽しさや充実感、達成感を味わってほしいと願い、取り組んできました。この学年は、穏やかな子が多くて自分の思いを出すことが苦手であったり、自分と先生や、決まった友達関係のなかで満足する姿もありましたが、2年間の園生活のなかで、しっかりと自分の思いや考えを伝えることができるようになり、日々の生活を通して少しずつ相手のことを理解しながら、友達とのつながりもずいぶんと深まってきました。生活発表会に向かっての取り組みの中でも、自分の思いを出しながら友達とストーリーを考えたり、グループの友達と一緒に小道具や大道具を協力して作ったりなど、とても難しいことに挑戦しました。与えられたこと、決められたことをこなすだけでは身につかない創造力やたくましさがどの子にも身に付き、成長が感じられました。
本番も温かく見守ってくれている保護者の方の前で、自信をもって発表する姿が見られました。大きな拍手が最高のご褒美と次への意欲につながることでしょう! |
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